交換留学への道
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高校が終われば予備校に直行し、帰宅した頃には翌日。こうして学生を鍛え上げ、世界有数の難しい入試で振り分けるという日本の教育システムは優秀な学生を上手く「大量生産」してきました。しかし同じような物を作れば利益が出る「大量生産」の時代は終わり、個々の強みを活かし「差別化」しなければ利益が出ない時代になったと言われて久しいと思います。どうやら社会は変化しているらしいのに、同じような知識と経験しか持たない「大量生産」された学生の中に自分が埋もれていないかと疑問を持ったのが、私が交換留学に応募した一つの理由です。

欧米も日本以上の学歴社会ですが、欧米の一流大学は頭の回転の速さに加えて個性を求めている点で異なります。アメリカの入試では共通テストのスコアで足切りする所までは日本と同じですが、エッセーを通じて点数では表せない学生の「それまでの人生」も評価します。例えば、私がオーストラリアで出会った、ケンブリッジ大を退学してまで自分の生き方を追求するドイツ人Tom、高卒後3年間仕事をしてからカナダトップのUBCに入学したRyanなどは、日本では出会えなかった友人です。交換留学を通じ、こうした優秀かつ個性の光る学生と出会うことで、自分の見識も大きく変わりました。

一方、交換留学を経て、私は慶應の方が優れていると感じたことも多くあります。従って、私はここで安易な海外進学を勧めるつもりはありません。しかし交換留学ならば、日本の教育の良さを保持しつつ、日本では得られない経験を補い、結果として自分自身を日本と欧米の良さを併せ持った人間へ「差別化」することができます。このサイトは、こうした交換留学の魅力を伝えることで、一人でも多くの慶應大学の後輩の皆さんが交換留学にチャレンジされることを願い作成しました。